令和2年5月30日における一部テレビ報道について

弱酸性次亜塩素酸除菌水『シックシャット』ご使用の皆様へ

令和2年5月30日
フジパスク株式会社

令和2年5月30日における一部テレビ報道について

令和2年5月30日の朝のテレビ番組で、次亜塩素酸水は「新型コロナウイルス」には効果がないというような報道がされましたが、事実と相違がありますのでコメントさせていただきます。

(1) NITEの4月30日付け「インフルエンザウイルスを用いた代替消毒候補物質の 有効性評価にかかる検証試験の結果について」の報告では、次亜塩素酸水については、 新型コロナウイルスに対して、ウイルス除去効果を有する可能性が一定程度あると考えられ、優先的に新型コロナウイルスを用いた検証試験を進めることとされました。

引用1:
https://www.nite.go.jp/data/000108456.pdf

(p14~p17参照)

(2) 5月29日のNITEの発表では、次亜塩素酸水について、今回の委員会では判定に至らず引き続き検証試験を実施することとされています。

引用2:
https://www.nite.go.jp/information/osirase20200529.html

以上のとおり、NITEは次亜塩素酸水が新型コロナウイルスに対して除去効果がないというような発表はしておりません。逆にウイルス除去効果を有する可能性があるとして検証作業を進めている状況です。

なお、北海道大学人獣共通感染症リサーチセンターの高田礼人教授は実験結果から「次亜塩素酸水が新型コロナウイルスをほぼ不活化している」という報告をしております。

引用3:
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/571040

しかしながら、次亜塩素酸水については様々な商品が発売されており、その販売実態について、製法や原料、液性・濃度・成分等が表示されていないなど、懸念されていることも 事実です。

引用4:
https://www.meti.go.jp/press/2020/05/20200529005/20200529005-2.pdf

上記の事実は次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水の違いを混同していることにも一因があります。厚生労働省が発出している資料を下記に示します。

https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/08/dl/s0819-8k.pdf#search=%27%E6%AC%A1%E4%BA%9C%E5%A1%A9%E7%B4%A0%E9%85%B8%E6%B0%B4%E3%81%A8%E6%AC%A1%E4%BA%9C%E5%A1%A9%E7%B4%A0%E9%85%B8%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0%27

p3表1に示すように、次亜塩素酸水は発がん物質であるトリハロメタンを生成せず、手荒れや環境負荷の少ない物質です。
また、p4図4表2に示すように、次亜塩素酸水は有効塩素濃度40ppmで様々なウイルスに効果があることが実証されています。

当社の弱酸性次亜塩素酸除菌水「シックシャット」は、第三者機関の試験を受け、その有効性を確認しており、皆様に安心してお使いいただける商品です。


「シックシャット」関連情報 

① 電気分解によって生成された電解質に、PH調整剤として酢酸を使用

② PHは6±0.5

③ 各種試験結果報告書

④ 「シックシャット」